お母さんが殴られるのは誰のせい?

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Photo by Pietro De Grandi on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

前回、子供時代からの強迫観念の話を書いた。

 

カウンセラーは

「DV家庭で育った子供は、自分のせいで母親が苦しんでると思ってしまう。だから常に何かしていないと罪悪感を感じる」

と説明してくれた。

 

子供の頃の話を書きたくなった。

(トラウマがしんどい人は無理せずブラウザバックしてね)

 

いきなり怒り出す父が怖くて、いつも緊張してた。

「この馬鹿野郎!」ってゆう怒鳴り声と同時に、お腹を蹴られたりする。

 

理由は

「夏なのに味噌汁なんか作るんじゃねー、熱くて食えるか、そんなこともわかんねーのかこの馬鹿野郎!」とか。

 

で、また別の日に

「味噌汁なかったら喉詰まるだろ、てめえは本当にクズだな、このできそこないが!」とか。

 

そんな理由で数時間、怒鳴って殴る。

 

ある時、父は重くて大きなガラスの灰皿を母の顔に向かって投げた。

母は失明しかけた。

なのに2時間も3時間も母親を殴り、丸くうずくまる背中を蹴り続けてた。

 

「お母さんが死んじゃう」と思って怖かった。

 

ある時は、いつものように母を殴って蹴った後、髪を引きずって家から追い出した。

真冬の夜中だった。

母は玄関の前でうずくまってた。

そこへ父は2階からバケツの水を浴びせた。

母は翌朝やっと家に入れたけど(明るくなると近所の目があるから)、肺炎で入院した。

 

 

こんなふうに四六時中、母の「ごめんなさい、ごめんなさい」って悲鳴が聞こえた。

体を家具にぶつけるドカってゆう音とか。

父の「てめえは何やってんだよ!」って罵る声とか。

 

今これを書いてても心臓がバクバクする。

 

カウンセラーの話に戻るけど、

父が「俺が暴力を振るうのは、てめえらのせいだ」って言うのを、子供は信じてしまう。

 

今も、私の中に罪悪感や強迫観念が住んでる。 

この思い込みを手放して、不安から解放されたい。

 

今日も良い1日を。