①ありがちな人柱の前世
みなさん、こんにちは。
前回、前世と魔法陣の話を書いた。
私が視た前世は、人柱だった。
(怖い話や、超常現象に抵抗のある方は、ブラウザバック推奨)
シャンバラで教わった方法の通り、今の自分に悪影響を及ぼしてる前世へ入っていく。
あたりを見回す。
街並みや、人々の髪型や服装は、日本の安土桃山時代みたいだ。
自分は16~23歳の町娘と思われる。
たぶん10代なんだけど、昔の人は大人びて見えるのかな?
故郷から離れ、知り合いもいない奉公先で働いてる。
奉公先の言いつけで、領内で橋の工事をしてる人夫達(労働者)に、毎日食べ物を届けていた。
冷たい水を汲んで行ったり、手ぬぐいを洗ってあげたり、自発的に人夫たちに協力していた。
ある日、いつものように差し入れに行ったら、いきなり手足を縛られ、深い穴に突き落とされた。
見上げると5~7人の人夫が穴を囲み、ツルハシのような道具で土を落としてくる。
前世の自分は、
「どうして?あんなに皆を手伝ったのに、皆も笑いかけてくれたのに、なんでこんなことするの、やめて!」とパニックになってる。
口の中に土が入って息ができない。
人夫達は、橋の工事が難航して、こっそり相談して自分を人柱にしたようだった。
奉公先もグルだったかどうか、わからない。
人夫達は「ごめんよ」と詫びるどころか、口々に「お前が悪いんだ」「そうだそうだ!」と罵りながら土を埋めた。
あんまり理不尽で。
前世を視て、ずーんと気持ちが沈んだ。
この時の絶望感は、今の人間不信の恐怖感に似てる。
この前世からの負のエネルギーを魔法陣で解消したら、見知らぬ人に対する人間不信の兆候が落ち着いた。
つくづく不思議な世界だと思った。
今日も良い1日を。