正義も正しさも、この世界にはなかった

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Photo by Erda Estremera on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

さて今日も、這い上がれなくてもがいてるダークサイドについて書きたい。


子供時代の記憶が戻ったことでアイデンティティが崩壊して、

自分が空っぽになったと思ったのに、

まだまだ思考の中に、無意識の欺瞞が混ざっていた。

底なし沼みたいだ、混乱してから1か月以上になる、長い・・・

 

言葉を発することが怖くなり、ここ1週間はSNSをシャットアウトしていた。

そのあいだ、答えを探すように、戦国時代や幕末の小説を読みまくった。

何が善で、何が悪か、見分けがつかない乱世で、

歴史上の人物達は、自分の信念を貫こうとする。

 

完全な悪人も、完全な善人も、たぶんいなくて。

正義なんて、どこにもなくて。

でも、それぞれの「義」を掲げて、ぶつかって、今の平和な日本を築いてきた。

 

人の数だけ「義」があるんだ・・・昔から歴史が好きだけど、こんな風に思ったのは初めてだ。

やっと1つ、新しい価値観が、空っぽの箱に入った気がした。

 

SNSを再開するとタイムリーな記事が目に飛び込んできた。

アドラー心理学サロン」は、読者の日常的な悩みに、アドラー心理学を用いて答えるスタイルの人気ブログだ。

下記、引用させていただきたい。

www.adlersalon.com

 

正義の反対は悪ではなく他人の正義 (他人の正義はスルーするしかない)

他人の正義は思い切りスルーして、自分の人生の目的を追求することに専念しましょう。

引用元:「アドラー心理学サロン」

 

 

もうタイトルのまんま、その通りだと思った。

 

ずっと、「常に正しい言動をしなければいけない」と思って生きてきた。

でも自分は、全然、正しくなかったんだな・・・

 

呼吸が楽になった。

10人が10人から「あなたは正しい」って言われなくても、いいんだ。


これからは「アイツが悪い」じゃなくて、「アイツにはアイツの義があるんだろう」って思うことにする。

 

今日も良い1日を!