精神病院ってどんなところ?(前編)
みなさん、こんにちは。
今日は、私が通ってる精神病院の話を書こうと思う。
場所は、家から自転車で20分ぐらいの場所にある。
近くに入院病棟も併設してる。
前回、初めてパニック発作を起こした日のことを書いた。
電話を切った後、
「30分以内に病院へ行かなきゃ!」と一心不乱に病院へ向かった。
もし間にあわないと、他に受け入れてくれる病院が無い。
あの、発作の時の衝動はなんなんだろう?
大声で叫びたいような、川へ飛び込んでしまいたいような、死んでしまいたいような。
自分はおかしくなってしまった、このままだと死んでしまうって本気で思った。
病院の建物は、暗くて、普通の病院よりも狭い。
待合室は、いつも患者さんでいっぱいで、座る椅子が無い時もある。
ずっと独り言を言って、時折ちいさく叫ぶ年配の女性。
作業服を着た中年男性は、焦点の定まらない目をして、ずっと首をぐらんぐらんさせてる。
その様子をみて、気持ちが沈んだ。
挙動不審な自分も、他人から見たら一緒だった。
ぶるぶる震えて、酸素を求めて魚みたいに口をパクパクして、何度も外へ出たり待合室に戻ったりしてた。
受付のあと、問診票を書いた。
A4用紙の裏表に、次のような質問がびっしり書かれてた。
・夜、眠れない
・急に悲しい気持ちになる
・自分は社会にとって不必要な人間だと感じる
・死にたくなる
これを書いた時、「精神病院に来たんだな~」と実感して泣きたくなった。
(でも通院して本当に良かったと、今は思ってる!)
どのくらいの時間、待ったのかな。
名前を呼ばれ、狭い部屋に入ると、ソーシャルワーカーの女性がいた。
成育歴、家族構成、職業、いつから症状がでたか?など30分弱のヒアリングがあった。
これが診察だと思ってたら、また待合室に戻された。
しばらく経って別の部屋に呼ばれ、医師の診察が始まった。
続きは次回、また書きたい。
今日も良い1日を。