精神病院ってどんなところ?(前編)

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Photo by Kamala Saraswathi on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

今日は、私が通ってる精神病院の話を書こうと思う。

 

場所は、家から自転車で20分ぐらいの場所にある。

近くに入院病棟も併設してる。

 

前回、初めてパニック発作を起こした日のことを書いた。

lavandura.hatenablog.com

 

 

電話を切った後、

「30分以内に病院へ行かなきゃ!」と一心不乱に病院へ向かった。

もし間にあわないと、他に受け入れてくれる病院が無い。

 

あの、発作の時の衝動はなんなんだろう?

大声で叫びたいような、川へ飛び込んでしまいたいような、死んでしまいたいような。

 

自分はおかしくなってしまった、このままだと死んでしまうって本気で思った。

 

病院の建物は、暗くて、普通の病院よりも狭い。

待合室は、いつも患者さんでいっぱいで、座る椅子が無い時もある。

 

ずっと独り言を言って、時折ちいさく叫ぶ年配の女性。

作業服を着た中年男性は、焦点の定まらない目をして、ずっと首をぐらんぐらんさせてる。

 

その様子をみて、気持ちが沈んだ。

挙動不審な自分も、他人から見たら一緒だった。

ぶるぶる震えて、酸素を求めて魚みたいに口をパクパクして、何度も外へ出たり待合室に戻ったりしてた。

 

受付のあと、問診票を書いた。

A4用紙の裏表に、次のような質問がびっしり書かれてた。

・夜、眠れない
・急に悲しい気持ちになる
・自分は社会にとって不必要な人間だと感じる
・死にたくなる

 

これを書いた時、「精神病院に来たんだな~」と実感して泣きたくなった。

(でも通院して本当に良かったと、今は思ってる!)

 

 

どのくらいの時間、待ったのかな。

名前を呼ばれ、狭い部屋に入ると、ソーシャルワーカーの女性がいた。

成育歴、家族構成、職業、いつから症状がでたか?など30分弱のヒアリングがあった。

 

これが診察だと思ってたら、また待合室に戻された。

しばらく経って別の部屋に呼ばれ、医師の診察が始まった。

 

続きは次回、また書きたい。

今日も良い1日を。