上司の手下になりたい訳じゃない~職場トラブル①
みなさん、こんにちは。
ボランティア先からの依頼で、とある講師のアシスタントに採用された。
でも最悪の初顔合わせだった。
その年配の講師は1時間遅刻してきた。
講座が始まる5分前だった。
講師は、小走りに準備室へ入ってくるなり、
「あなたが今日からアシスタントに来る人?なんで何も準備してないんだ!」
と怒り始めた。
私の作業内容は、講師が到着した後に、講師本人から教わることになっていたから、何が起きたのかわからなかった。
そして、訳がわからないまま講座が始まった。
講師は、受講生に対しても、きつい命令口調だった。
受講生にも私にも、なにかと揚げ足をとって長々と説教をする。
講師が私に、難易度の違うテキストを配布するよう指示した時は、受講生の1人が「レベルごとに座ってて、2級はこっちです」と教えてくれた。
すると講師は、その受講生に
「(私をさして)この人はサポートの人なんです!だから何も教える必要はない!」
と大声でキツく言った。
私は、その受講生に申し訳なく思った。
講師は、普通に話す方が少なくて、このようなトゲトゲしい物言いが続いた。
講師のマイルールが多い。
私が何をしたらNGになるのか、わからない。
たとえば、講師は常にあくせくしてて、何度も物を落とす。
プリントを床にばら撒いたり。
誤ってゴミ箱を蹴飛ばし、ゴミをこぼしたり。
私が落ちたプリントを拾うと、講師は「このプリントは緑の付箋で、このプリントは黄色の付箋なのに!」と文句を言う。
初めて見るプリントで、何を基準に分類してるか、私にはわからなかった。
とにかく聞かなきゃわからないので、
「このプリントは何色の付箋ですか?」
と質問すると、
「あなた何の資格持ってるの?肩書きは何?研修は受けたの?8月からアシスタントが来るって言われてたのにずっと誰も来なくて、この講座のテキストだって、講座が始まる1週間前にいきなり渡されて。まったく、どうなってる!」と怒る。
ひととおり講師の文句を聞いた後で、もう1度
「申し訳ないですが、付箋の色を教えていただけますか?片付けようと思いますので」
と聞くと、やっと
「ピンクでしょ」と答えが返ってくる。
確認するだけで、こんなに大変。
私は、この講座の関連資格は持ってない。
付箋の色は、講師が作った独自のクラスルールなので、誰にもわからない。
講師が、文具の箱をひっくり返して、付箋と鉛筆と消しゴムを床にぶちまけた時も。
かがむと腰が痛いと言うので、私が拾って箱に戻した。
すると講師は「まったく!」と言いながら、箱の中身を全部取り出した。
そして鉛筆を長さ順に揃え、付箋の色順を並び替えた。
・・・もう、初日から嫌な予感しかしない。
私は動悸がして、息苦しくなってきた。
帰宅後、4時間ほどベランダで景色を見てた。
不安でたまらず、部屋に入るとパニック発作が再発しそうだった。
講師にきつく言われたからって、死ぬわけじゃないのに、どうしてこんなに怖いんだろう?
今日も良い1日を。