意を決して「辞めます」と電話した~職場トラブル③

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Photo by Christoph Krichenbauer on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

さて、ボランティア先の人間関係が不安で、新しい仕事を初日で辞めようと決めた。

lavandura.hatenablog.com

 

でもボランティア先の責任者へ電話するのが怖い。

断ったら、とてつもなく悪いことが起きる気がする。

 

どうして怖いんだろう? 

自分の気持ちを書き出してみた。

 

・呆れられるのではないか?

・迷惑がられるのが怖い

・責められるのが怖い

・講師とうまくやれない自分に非があるんじゃないか?

・命令口調を聞き流せない自分が情けない

・自分の努力が足りないのではないか?

 

だいたい、こんな感じだ。

 

今までだったら、断るのが怖くて、我慢して仕事を続けたと思う。

こんなふうに自分に言い聞かせながら。

「とりあえず3月末の更新まで頑張ってみようかな、週2回なんだから」

「そのくらいの努力を厭う自分は、駄目人間だ」

 

でも今はパニック発作が再発して、自分では、どうにもならないところまで来ている。

断るのは、清水の舞台から飛び降りるような気持ちだった。

 

話が逸れるけど、「清水の舞台から飛び降りる」の語源は江戸時代の清水観音信仰らしい。

「助かれば願いが叶う」と信じられていて、その生存率は約85.4%だったとか。

文字通り、これから酷い災厄が自分に降りかかると恐怖しながら電話した。


なるべく責任者の時間を奪わなくて済むよう、

「実は今回のボランティアを辞退したくて、お電話しました」

と、すぐに用件を伝えた。

 

責任者に

「どうしたの?何があったの?」と聞かれ、

 

「今回はアンマッチだったと思ってます。申し訳ないけど、自分には務まらない」

と、ざっくり話した。

 

責任者は

「これから仕事を覚えて行けば大丈夫よ、心配しすぎじゃない?」

と言った。

 

そこで腹をくくって、正直に話した。

自分が講座に入らせてもらった時、事前に説明が無くて何をしていいかわからなかったこと。

親切に助け船を出してくれた受講生が、自分のせいで叱られてしまったこと。

 

そして

「私には、〇〇先生のアシスタントは無理です」と、断った。

 

すると責任者は、予想もしなかったことを言いだした。

「そんな状況だったら、誰だって無理よ。あなたのせいじゃないわ」

と、私の言い分を、わかってくれたのだ。

 

そして

「もう〇〇先生のアシスタントはやらなくていいから、代わりに、別の教室に入ってみない?」

と、私が希望してたポジションを提案してくれた。

 

嬉しいというより、困惑して、思考がまとまらない・・・

 

そういえば、私は今まで、「やりたくない」と言えたことが無かった。

聞き入れてもらえたのは、初めての経験だ。

 

今日も良い1日を。