意を決して「辞めます」と電話した~職場トラブル③
みなさん、こんにちは。
さて、ボランティア先の人間関係が不安で、新しい仕事を初日で辞めようと決めた。
でもボランティア先の責任者へ電話するのが怖い。
断ったら、とてつもなく悪いことが起きる気がする。
どうして怖いんだろう?
自分の気持ちを書き出してみた。
・呆れられるのではないか?
・迷惑がられるのが怖い
・責められるのが怖い
・講師とうまくやれない自分に非があるんじゃないか?
・命令口調を聞き流せない自分が情けない
・自分の努力が足りないのではないか?
だいたい、こんな感じだ。
今までだったら、断るのが怖くて、我慢して仕事を続けたと思う。
こんなふうに自分に言い聞かせながら。
「とりあえず3月末の更新まで頑張ってみようかな、週2回なんだから」
「そのくらいの努力を厭う自分は、駄目人間だ」
でも今はパニック発作が再発して、自分では、どうにもならないところまで来ている。
断るのは、清水の舞台から飛び降りるような気持ちだった。
話が逸れるけど、「清水の舞台から飛び降りる」の語源は江戸時代の清水観音信仰らしい。
「助かれば願いが叶う」と信じられていて、その生存率は約85.4%だったとか。
文字通り、これから酷い災厄が自分に降りかかると恐怖しながら電話した。
なるべく責任者の時間を奪わなくて済むよう、
「実は今回のボランティアを辞退したくて、お電話しました」
と、すぐに用件を伝えた。
責任者に
「どうしたの?何があったの?」と聞かれ、
「今回はアンマッチだったと思ってます。申し訳ないけど、自分には務まらない」
と、ざっくり話した。
責任者は
「これから仕事を覚えて行けば大丈夫よ、心配しすぎじゃない?」
と言った。
そこで腹をくくって、正直に話した。
自分が講座に入らせてもらった時、事前に説明が無くて何をしていいかわからなかったこと。
親切に助け船を出してくれた受講生が、自分のせいで叱られてしまったこと。
そして
「私には、〇〇先生のアシスタントは無理です」と、断った。
すると責任者は、予想もしなかったことを言いだした。
「そんな状況だったら、誰だって無理よ。あなたのせいじゃないわ」
と、私の言い分を、わかってくれたのだ。
そして
「もう〇〇先生のアシスタントはやらなくていいから、代わりに、別の教室に入ってみない?」
と、私が希望してたポジションを提案してくれた。
嬉しいというより、困惑して、思考がまとまらない・・・
そういえば、私は今まで、「やりたくない」と言えたことが無かった。
聞き入れてもらえたのは、初めての経験だ。
今日も良い1日を。