ふと想像した、自分の人生の構図
みなさん、こんにちは。
さて、ずっと鬱病を治したくて試行錯誤している。
でも、ふと、こんな想像をした。
私が、広い敷地を所有している。
敷地の外にいる部外者たちが、所有者の私に、こんなことを言ってくる。
「ここを、ぶどう畑にしてよ」
私は、本当はドッグランにして、たくさんの犬と遊びたいと思っている。
でも、さらに他の人達が
「ちょっと、うちの子は犬アレルギーなのよ」
「ここの所有地は、稲作に向いてるから、米を作るべきだ」
などと、もっともらしく聞こえる理由をつけて、あれこれ言ってくる。
私の所有地なのに。
でも私は「ドッグランにしたい」って言いづらくて、みんなに良い人だと思われたいのもあって、我慢して稲作を始める。
すると、偉い役人がやってきて
「稲作なんか不要だ!」
「あそこの飼育場の鶏が、病気で全滅したから、お前は鶏を飼育しろ!」
と怒り始める。
私は「そうか、自分は間違っていたんだ」と反省して、役人に詫びる。
そして稲作をやめて、鶏を飼い始める。
すると今度は、偉い学者がやってきて、
「この地形なら防風林に活用するのが当然だろう」
「津波が来た時、この街に被害が出てもいいのか?」
などと言って、私を責める。
そこで私は、鶏を引き取ってくれる人を苦労して探して、自分の所有地を防風林に変える。
ふと隣人を見ると。
隣人は、隣人の所有地を遊園地にしていた。
隣人の所有地にも様々な人が来て、
「ぶどう畑にしろ」
「稲作をやれ」
「騒音がうるさいから遊園地は迷惑」
などと言ったけど、隣人は
「え、でも遊園地やりたいし」と言って、遊園地を作った。
一方、私は、自分の所有地なのに1度も好きなことができない。
そして毎日、「次また誰かに文句を言われたらどうしよう」と怯えて暮らしてる。
ただの想像なんだけど、こんな風に自分を俯瞰した。
私の人生は、いつも周囲の目を気にして、怯えて、言いたいことが言えなくて。
心配したり、我慢したり、殆どそんな気持ちで何十年も過ごしてきた。
好きなことがしたいな。
言いたいことが言えたらいいな。
今日も良い1日を。