結局「好きなことをする」のが有効

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Photo by Vladimir Kondriianenko on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

さて、先月下旬から精神状態が混乱したそもそもの発端は、

「趣味を持つ」という課題だった。

 

趣味が楽しめなかった原因は罪悪感だった。

罪悪感の正体は、なんとなく見えたので、話を趣味に戻そうと思う。

 

連日、メモしてきた加藤先生の著書「いじめに負けない心理学」でも。

次章で「感情的に恐喝されない人間になるため、何か好きなことをする」と言っている。

 

引用元:加藤 諦三著「いじめに負けない心理学」PHP研究所

好きなことをするというと、何かすぐに大きなことを考える。

自己実現とか、天賦の職業を見つけるとか、運命の糸で結ばれた人に出会うとか。

そうしたことを想像する人は、この「好きなことをする」ということについても魔法の杖のように考えるのである。

一気に人生の諸問題を解決するとか、それによって幸せがつかめるとか、そうしたことを期待する。

好きなことをするというのは大きなことではない。


好きなラーメンをいっぱい食べるとか、本を全部破ってしまいたいとか、である。

つまり好きなことをするとは、日頃何らかの理由で我慢しているようなことを、思いっきりしてみるというくらいのことである。

その満足がエネルギーとなって、何かをやる気も出てくるかもしれない。

 

そんなこと馬鹿らしいとか、エネルギーの無駄だとか、言っていたことをするのである。

さらにその好きなことをあとにしようとしないこと。

好きなことを見つけるためには、格好を付けないこと。

食わず嫌いはやめること。

 

 

えっと。

人生の問題を一気に解決する魔法の杖を探してました。

お見通しなのか笑

 

加藤 諦三先生は戦前の1938年生まれ、2020年現在で82歳になられる。

社会心理学者として1964年から、239冊もの本を書かれている。

たとえば、こんなタイトルが並ぶ。

・自分の心をしっかり守る方法
・不安のしずめ方 人生に疲れきる前に読む心理学
・劣等感がなくなる方法


どれも、苦しみから抜け出すための本ばかり。

それからラジオ番組『テレフォン人生相談』に40年以上、現在も出演されている。

加藤先生のように、生涯かけて人を助ける人は、すごいな。

 

壊れる前の自分は「人のために何かしたい」と思っていたけど、今はそんな気持ちも消えてしまった。

何の技術も資格も持っていない。

若くもない。

これからどうなるのか全然わからない。

 

今日も、良い1日を。