結局「好きなことをする」のが有効
みなさん、こんにちは。
さて、先月下旬から精神状態が混乱したそもそもの発端は、
「趣味を持つ」という課題だった。
趣味が楽しめなかった原因は罪悪感だった。
罪悪感の正体は、なんとなく見えたので、話を趣味に戻そうと思う。
連日、メモしてきた加藤先生の著書「いじめに負けない心理学」でも。
次章で「感情的に恐喝されない人間になるため、何か好きなことをする」と言っている。
引用元:加藤 諦三著「いじめに負けない心理学」PHP研究所
好きなことをするというと、何かすぐに大きなことを考える。
自己実現とか、天賦の職業を見つけるとか、運命の糸で結ばれた人に出会うとか。
そうしたことを想像する人は、この「好きなことをする」ということについても魔法の杖のように考えるのである。
一気に人生の諸問題を解決するとか、それによって幸せがつかめるとか、そうしたことを期待する。
好きなことをするというのは大きなことではない。
好きなラーメンをいっぱい食べるとか、本を全部破ってしまいたいとか、である。
つまり好きなことをするとは、日頃何らかの理由で我慢しているようなことを、思いっきりしてみるというくらいのことである。
その満足がエネルギーとなって、何かをやる気も出てくるかもしれない。
そんなこと馬鹿らしいとか、エネルギーの無駄だとか、言っていたことをするのである。
さらにその好きなことをあとにしようとしないこと。
好きなことを見つけるためには、格好を付けないこと。
食わず嫌いはやめること。
えっと。
人生の問題を一気に解決する魔法の杖を探してました。
お見通しなのか笑
加藤 諦三先生は戦前の1938年生まれ、2020年現在で82歳になられる。
社会心理学者として1964年から、239冊もの本を書かれている。
たとえば、こんなタイトルが並ぶ。
・自分の心をしっかり守る方法
・不安のしずめ方 人生に疲れきる前に読む心理学
・劣等感がなくなる方法
どれも、苦しみから抜け出すための本ばかり。
それからラジオ番組『テレフォン人生相談』に40年以上、現在も出演されている。
加藤先生のように、生涯かけて人を助ける人は、すごいな。
壊れる前の自分は「人のために何かしたい」と思っていたけど、今はそんな気持ちも消えてしまった。
何の技術も資格も持っていない。
若くもない。
これからどうなるのか全然わからない。
今日も、良い1日を。