「話の要点がない」のは、頭が子供状態になっているかも
みなさん、こんにちは。
さて、「思っていることを相手に伝えられるか?」と質問されると、自分はYESともNOとも答えられない。
たいていはYESだけど、威圧的な人に対してはNOだ。
心理カウンセラーの大嶋 信頼先生は、著書「スルースキル」の中で、「言いたいことが言えないのは、ストレスで脳が帯電して、発作を起こし、精神状態が子供になっているだけ」と説明されている。
以前、大嶋先生について書いたメモ。
大嶋先生の説明によると、話の要点がなくて、相手に「もっとはっきり思っていることを言ってよ!」と思わるような話し方をしてしまう原因は、「拒絶されたらどうしよう」と考えてしまうから。
たとえば子供が両親と買い物に行って「お菓子を買ってほしい」という気持ちを両親に伝えたい時、「え~と、あの・・・」とはっきり言葉が出てこなくなる。
これは「両親に拒絶されたらどうしよう」と考えてしまうから、はっきりと口に出せない状態になっている。
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相手が「そんな話を聞いていても時間の無駄でしょ!」とイライラすればするほど「拒絶される」という不安が強くなるから、ますますうまく喋れなくなり、はっきりと自分の気持ちが伝えられず脳にストレスが帯電する。
言葉で表現してストレスを発散しなければ、脳にどんどんストレスが溜まる。
すると脳内の電流が「ビビビ!」とサージを起こしてしまい、記憶領域を感電させるので、子供時代の記憶が勝手に引き出される。
子供の精神状態になってしまうと、「あの人嫌い!」という幼児的な思考パターンに陥る。
引用元 大嶋信頼 著「スルースキル ” あえて鈍感 ” になって人生をラクにする方法」ワニブックス
「話の要点がない」ということは、頭が子供状態になっていて、不安で自分の思ってることをはっきり言えない状態。
言葉で表現できれば、脳が帯電せず、発作を起こさずに済む。
では、不安でうまく喋れない場面で、どうしたら言葉で表現できるのか?
この課題については、引き続き取り組みたいと思う。
最後に。
今回メモした大嶋先生の著書「スルースキル」には、様々な「面倒くさい人たち」をスルー出来るようになる手法が書かれている。
このスルースキルは、単に嫌なことを避けるスキルではなく、相手の真の力を信じるスキルでもある。
スルー出来るようになった時に、周囲の人や、自分の人生を信頼でき、楽に生きられるようになるかもしれない。
今日も良い1日を。