大嶋信頼先生があみだす「無意識」の使い方

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Photo by drmakate lab on Unsplash


 

みなさん、こんにちは。
さて、以前、大嶋 信頼先生の理論についてメモした。

lavandura.hatenablog.com


自分は大嶋先生のぶっとんだ理論が好きだ。

次に代表的なものを挙げる。


・脳と脳が無線LANのようなネットワークになっている
・遠く離れた人でも、相手の脳にアクセスできる
・脳のネットワークで未来の自分とつながる
・遺伝子コードを唱えるだけで、なりたい自分になれる

 

現代科学では「ただの妄想」「周波数は計れないから証明できない」で片付けられてしまう仮説かもしれない。

でも、一定の効果が無ければ、出版社だって40冊以上も出版しないのではないだろうか。
実際に、著者の『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』はベストセラーを記録している。


「意識的な心理療法ではちっとも変わることができなかった私が、こんなに自由になることができたんですから」という大嶋先生ご本人のお言葉通り、一般的なアプローチではないけれど、人間関係や人生を変えたい人にとって有益な手法が多数ある。

その手法を、今後、このブログでメモしていきたいので、まずは大嶋先生についてご紹介したい。

 


大嶋 信頼(のぶより)先生
Asbury University(USA)、心理学部心理学科卒業。

アルコール依存症専門病院に勤務する傍ら、東京都精神医学総合研究所の研修生として依存症に関する対応を学ぶ。

現在、株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役

カウンセラー歴28年、トラウマ症例の実績が豊富なベストセラー作家

 

実際に読んで、自分が変化を実感した大嶋先生の著書について、メモしたい。

大嶋信頼 著「催眠ガール」清流出版


小説スタイルで書かれているが、文章の中に「無意識」の力を引き出す催眠スクリプトが散りばめられている。

 

主人公は家庭にも学校にも居場所がなく、人に気を使ってばかりの高校生。
催眠療法師の弟子になり、催眠スクリプトで、自分や友人達の悩みを解決していく成長物語。

 

自分がこの本を読んだ頃は、会社での嫌な場面が何度も頭でループしていた。
休日も、1日中嫌なことを考えて、家事や用事以外は何も手につかなかった。
でも読み進めるうち、そのループが止まった。
悩みが消えたわけではないが、悩みを脇に置いて、別のことに取り組めるようになった。

 

ネタばれになるので理由は控えるが、「催眠ガール」を読んだ方は、作中のどの描写が作用したのか、察しが付くのではないだろうか。


大嶋先生は他の著書でも、現代催眠の手法を駆使されている。

現代催眠は従来の古典催眠と異なり、会話の中に暗示を散りばめて、相手の無意識に働きかける。
心理学者ミルトン・エリクソンが開発した手法で、催眠状態へ誘導しなくても、会話しているだけで相手を催眠に入れる。

 

大嶋先生は、それをさらに簡単にした。
たとえば、「心よ!」の1言で自分の無意識と繋がる手法など、数々の「無意識」の活用法をあみだされている。


大嶋先生の不思議な理論の数々は、現代科学で証明できないかもしれないが、そもそも「無意識」は未知の領域だ。
催眠スクリプトや遺伝子コードを用いて「無意識」に働きかけ、抱えている生きづらさを解消できたら。

「無意識」の力でなりたい自分になれたら、目の前にどんな光景が広がるのだろうか。

 

今後も、大嶋先生のあみだす理論と「無意識」の力に期待している。

今日も良い1日を。