精神病院ってどんなところ?(後編)
みなさん、こんにちは。
精神病院について後編を書きたい。
以前、会社の福利厚生でカウンセリングや産業医にかかったことがある。
それらの建物は明るくて、観葉植物が置かれた広々した空間だった。
でも私が通ってる下町の精神病院は古く、狭く、雰囲気も暗い。
子供のように泣いてイヤイヤをする中年男性。
それを隣でなだめてる高齢の母親。
親に付き添う娘(嫁?)のトゲトゲした言葉。
・・・生活感がある生々しい空間だ。
でも自転車で通えるから助かってる。
パニック発作については、毎日薬を飲むよう処方された。
でも効きすぎて、お昼に飲むと、翌日の夕方まで眠ってしまう。
もともと薬や注射が嫌いなので、担当医師に「飲みたくない」と伝えた。
結局、発作が起きた時や、その予兆で不安感が強い時だけ飲むことにした。
10月以降は、常に2種類の薬を持ち歩いて、状況にあわせて使いわけてる。
強い薬は、28時間ぐらい持続して朦朧とする。
弱い薬は、仕事中に飲んでもだいじょうぶ。
薬はどちらも服用後20分程で効いてくる。
気分が落ちてる時は、発作回避のため早めに飲む。
私は、他人の気持ちを読もうとして、常に神経が張りつめてる。
でも、この弱い薬を飲むと、頭の中がグルグル稼働しなくなるので、余計なことを考えなくなる。
他の人って、こんな気分がデフォルトなのかな?
すっきりシンプルな思考になれるので気に入ってる。
11月からは柴朴湯(サイボクトウ)という漢方も毎日、飲んでいる。
不安恐怖に陥る日が減ったと思う。
担当医師の話によると、
・パニック発作で死んだ人はいない
・臓器そのものは問題ない
・発作は20~40分で終わる(体力による)
・私の場合は30分ほど続くので、それだけ体力がある
・自律神経発作、予期不安、不安恐怖と言われてる
・「発作を起こしても死なないんだ」と経験的に把握していくしかない
人生から不安が消えたら、どんな穏やかな景色が見えるんだろう。
今日も良い1日を。