精神病院ってどんなところ?(後編)

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Photo by Paweł Czerwiński on Unsplash

 

 

みなさん、こんにちは。

精神病院について後編を書きたい。 

lavandura.hatenablog.com

 

以前、会社の福利厚生でカウンセリングや産業医にかかったことがある。

それらの建物は明るくて、観葉植物が置かれた広々した空間だった。

 

でも私が通ってる下町の精神病院は古く、狭く、雰囲気も暗い。

 

子供のように泣いてイヤイヤをする中年男性。

それを隣でなだめてる高齢の母親。

親に付き添う娘(嫁?)のトゲトゲした言葉。

 

・・・生活感がある生々しい空間だ。 

でも自転車で通えるから助かってる。

 

パニック発作については、毎日薬を飲むよう処方された。

でも効きすぎて、お昼に飲むと、翌日の夕方まで眠ってしまう。

 

もともと薬や注射が嫌いなので、担当医師に「飲みたくない」と伝えた。

結局、発作が起きた時や、その予兆で不安感が強い時だけ飲むことにした。

 

10月以降は、常に2種類の薬を持ち歩いて、状況にあわせて使いわけてる。

強い薬は、28時間ぐらい持続して朦朧とする。

弱い薬は、仕事中に飲んでもだいじょうぶ。

 

薬はどちらも服用後20分程で効いてくる。

気分が落ちてる時は、発作回避のため早めに飲む。

 

私は、他人の気持ちを読もうとして、常に神経が張りつめてる。

でも、この弱い薬を飲むと、頭の中がグルグル稼働しなくなるので、余計なことを考えなくなる。

他の人って、こんな気分がデフォルトなのかな?

すっきりシンプルな思考になれるので気に入ってる。

 

11月からは柴朴湯(サイボクトウ)という漢方も毎日、飲んでいる。

不安恐怖に陥る日が減ったと思う。

 

担当医師の話によると、 

パニック発作で死んだ人はいない

・臓器そのものは問題ない

・発作は20~40分で終わる(体力による)

・私の場合は30分ほど続くので、それだけ体力がある

・自律神経発作、予期不安、不安恐怖と言われてる

・「発作を起こしても死なないんだ」と経験的に把握していくしかない

 

人生から不安が消えたら、どんな穏やかな景色が見えるんだろう。

今日も良い1日を。