もう、いい人だと思われたくない

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Photo by Arno Smit on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

初めてパニック発作を起こしてから約1年。

 

本当に色々なことがあった。

鬱病の経過について振り返りたいけど、その前に、1番変化したことを書きたい。

 

以前の自分は「いい人」だと思われたかった。

今は、周囲から「いい人」だと思われたって、良いことなんか何もないと思ってる。

性格がひねくれたけど、これが本当の自分だ。

 

なんで「いい人」だと思われたかったのかな・・・

・責められるのが怖い
・見放されたくない
・自分を受け入れてもらいたい(なんだったら気に入られたい)

 

だいたい、こんな感じだったと思う。

 

相手が喜びそうな意見しか言わなかった。

相手を怒らせるのが怖くて、言うべきことが言えなかった。

 

そうやって人にあわせてると、自分の発言に矛盾が生じていく。

八方美人。

 

仕事中毒で自分を犠牲にして働いた。

そこまでしてるのに感謝されない時は、面白くなかった。

逆に褒めてくれる人は、人に仕事を押し付けたり、利用するのに長けた人達だった。

 

私の場合は、自分に正直じゃなかったってことだ。

 

もしも、正直に行動した結果が「いい人」なら、その人は本当の意味で「いい人」なんだと思う。

そうゆう人は素晴らしいと思う。

 

でも私は、正直に行動したら、「いい人」とは程遠い。

 

今も嫌われることが怖い。

失望されることが怖い。

 

でも、もう、自分が暗黒大魔王だと思うことにしてる。

この世界も他人も自分も、しょーもないって思ってる。

 

それなら人の期待を裏切ってもいい。

ミスしてもいい。

嫌だと断ってもいい。

 

そうじゃないと苦しくて、もうやっていけない。

これがパニック症になって1年経った今の心境です・・・

 

やさぐれてるかな。

でも、もう、ひらきなおることにした。

相変わらず人が怖いけど、無理せず正直にいこう。

 

今日も良い1日を。

 

 

不幸の神様に嫌われたら

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Photo by Veri Ivanova on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

昨日、口角を上げると気持ちが切り替わる話を書いた。

lavandura.hatenablog.com

 

もうひとつ、口角とセットで心に留め置いてることがある。

「新ベスのブログ」のベスさんの言葉だ。

 

不幸の神が、『なんていじめがいがない人間だろう。ちっ!』

と舌打ちするくらい、いつも笑顔でいると、人生は変わる

 

「新ベスのブログ」でも掲載されてたので引用させてもらいたい。

gaia-shamballa.xyz

 

今つらい人たちに言わせてもらいます。

ベスにも昔から言っていたことですが

「不幸の神が喜ぶような嘆き悲しむことはするな」

「不幸の神が『なんていじめがいがない人間だろう。ちっ!』と舌打ちするくらい、いつも笑顔でいなさい」

 

嘆き悲しみ「なんて俺はついていないんだろう」っていうのは自分を呪っているのだから、良いことがあるわけがない。

いつも大事な時になると不幸やしがらみで動けない人ほど、実は自分が原因だったってことに気が付いてほしい。

 

自分に正直に、そして欲に対して無になりましょう。

つまり湧き上がる欲求は押さえない。

願いはかなう。

正直者が最後は勝つんです。

引用元:新ベスのブログ

 

 

思うに、去年の自分は「理不尽なことばっかり言われる、会社に行きたくない」って思いながら自分を呪ってたんだと思う。

それが叶って手術入院 → それでも嫌々会社にしがみつく → パニック発作で強制終了・・・となってしまった。

 

笑顔を作っても、作らなくても、起きる出来事は変わらない。

ただ、自分の気持ちが変わる。

そうすると人生が変わっていく。

 

ベスさんから、これを実践して人生が逆転成功した人達の実例をお聞きした時、希望がみえて嬉しかった。

自分も、そうなれたらいいなと思った。

 

今日も良い1日を。

1秒で気持ちが切り替わる、口角と音楽

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Photo by Ignacio Amenábar on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

今日は、最近気づいたことを書きたい。

 

「口角を上げるだけで視点が切り替わる」

 

何の目新しさもなくて地味だよね・・・

でも気に入ってる。

 

たとえばこんな感じだ。

 

近所を自転車で走ってた時、消防車と救急車のサイレンが聞こえた。

反射的に「火事かな、急患かな、暗いニュースばかりで嫌だなあ・・・」と思った。

 

そこで、ふと口角を上げる。

すると、ちょっと面白い。

 

笑った顔を作って自転車をこいでると、さっきと違う感想が浮かんでくる。

 

「日本って良い国だよな~。

何かあったら年末年始でも、消防車も救急車も警察も来てくれる。

治安の悪い国や、紛争地域だったら、こうはいかないよね。

お金を握らせないと警察が動いてくれなかったり。

電話して数十分以内に駆けつけてくれて、身分や所持金に関係なく助けてくれる国に住んでてありがたいや」

 

これは去年、twitterで話題になったGet Wild退勤」に似てるかもしれない。

疲れる場面、鬱鬱とする場面で、自分がアドレナリンが上がる曲を頭の中で流すと、なんだかドラマティックになって良い気分になる。

 

たとえば、こんなことがあった。

私は先日、仲の良い友達2人に

「(いくつかの社会問題について)twitterで拡散したり、動画作ってYouTubeにアップしたら面白そうじゃない?」

と提案した。

 

結果は見事に空振り。

「よくわかんないから他の人とやりなよ」と(笑)

 

帰り道、自転車をこぎながら

「10年来の友達なのに、つれない返事だったな~。自分の人徳の無さよ、へこむわ~」って寂しくなってた。

 

でも頭の中で米津玄師の「感電」を流したら、かっこ悪い自分が妙に気に入って「泥臭くて人徳の無い自分、最高」って思った。

 

アドレナリンってすごい。

(あと米津さん天才)

 

 

でも知ってるんだ。

本当に苦しくて悲しい時は、こんな簡単にいかないよね。

 

鬱病の克服と社会復帰を通して、いつか誰かの心が軽くなるような方法を発見できたらいいのに。

 

今日も良い1日を。

過食の意外なカウンセリング結果

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Photo by eniko kis on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

昨日はカウンセリングについて書いた。

 

夜寝る前にスマホを見るとドツボにはまって眠れないから、やめようね・・・という話だった。

lavandura.hatenablog.com

 

もう1つ、カウンセリングでもらったアドバイスを書きたい。

 

鬱症状の悪化にともなって、やたら食べたくなった。

1日5食になって、甘いものをたっぷり食べる。

 

毎日お腹が重たくて、不快感。

苦しいのに食べるのが止まらなくて困ってた。

 

カウンセラーからもらったアドバイスは、こうだった。

・甘いものは「良いもの」「高級なもの」を食べる

・安い物や見切り品は選ばない

・ケーキならホールまるごと

・虎屋の羊羹1本まるかじり

・ドーナツなら目の前に5個並べて楽しむ

・新しい環境に慣れて、気持ちが落ち着いたら自然におさまる

・罪悪感を持たずに、わくわく楽しんで食べる

・食べることで心のバランスをとってる
(→人によって喫煙、お酒、ギャンブルだったりする)

 

 ・・・アドバイスを聞いた時は、「そんな高級品、買うお金ないよ」って思った。

でも実践してみたら、5日ぐらいたって過食がおさまった。

 

自分の場合、キーワードは「罪悪感」だったと思う。

 

お店で、本当に食べたいのと違う値引品を選ぶときは、裏に「罪悪感」があった。

 「過食が止まらない、困った」と思いながら食べるのも「罪悪感」だった。

 

それからは、ときどき過食衝動がでてきても、本当に食べたい特別なデザートを楽しんで食べると、2~3日で落ち着くようになった。

罪悪感を切り離して食べるのがコツみたい。

 

カウンセラーには仕事を辞めるよう勧められた。

ストレスの原因になってるから。

 

パニック発作を起こす前の状態に戻るのは、3年くらいかかるかもしれない。もっと時間をかけて、少しづつお仕事しましょう。1歩の歩幅を、小さく小さく3歩で進むみたいに」と言われた。

 

でも、仕事をしてない毎日も、不安になるだろうな・・・

本当は働きたいから。

 

今日も良い1日を。

形のない不安は解消できない

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Photo by israel palacio on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

さて昨年、仕事を週2→週4に増やした。

 

新しい人間関係が広がると、対人恐怖症がでるわ、パニック発作が再発するわでボロボロ、やっとのことで冬休みに突入した。

 

月1回ペースだったカウンセリングも月2回に増やした。

直近の相談内容をメモしておこう。

 

自分の場合、成育歴の影響が大きくて、対人恐怖症はすぐには治らないと言われた。

(これは、ちょっとがっかりした)

 

 もらったアドバイスは次の2点。

1、楽しい本や映画を観る、好きなことをする
2、夜、眠れない時はホットミルクに砂糖を入れて飲む

 

・・・夜、ベッドに入ると「どうしよう、また悪いことが起こるんじゃないかな」って不安になってた。

不安なままだと眠れないから、スマホで対人恐怖の対策を調べたりしてた。

 

でも、この時間にスマホを見て

「なるほどね~、これで安心したわ」と思って眠れたことはなかった。

 

カウンセラーは、

「不安を解消しようとしてスマホで答えを探しても、形のわからない不安だから、何していいかわからなくて余計不安になるだけ」

と言ってた。

 

たしかにな~、納得。

カウンセリングってありがたい。

 

ちなみに、自分は自治体の無料カウンセリングを利用させてもらってる。

希望すれば、対面じゃなくて電話相談も対応してくれる。

 

緊急事態宣言で、自治体の施設が休館だった期間も、カウンセリングルームだけはオープンしてくれてた。

コロナの影響で不安を抱えた相談者が増えてるらしい。

 

DVなど、家庭内にこもりがちな問題のセーフティネットになってるから、カウンセリングの休業はないそうだ。

 

もし何か悩みを抱えてたら、自分が住んでる自治体に、無料カウンセリングなどのサービスが無いか調べてみると良いかも。

 

「こんな悩みで相談するのは申し訳ない、他の人もみんな不安なんだし・・・」って他者を思いやるような人ほど、本当に無理しないで、抱え込まないでほしいって願ってる。

 

他にも的確なアドバイスをもらったので、次回また書きたい。

今日も良い1日を。

新年2021

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Photo by Edewaa Foster on Unsplash

 

あけましておめでとうございます。

 

世界が、がらっと変わった2020年。

いま困難の中にいる人、希望あふれる人、様々な想いがあると思うけど。

すべての人にとって、2021年が良い年になるよう願ってます。

 

幸せの形が、今までと変わってきてる。

みんなに「馬鹿みたい」って嗤われてもいいから、自分が「心地いい」って思うことを積み重ねてみたい。

 

このブログを書き始めた当初の想定では、今頃自分はパニック障害を克服して、再就職した職場で活躍してるはずだった。

 

その回復の過程をブログに綴って、読んでくれた誰かの役に立てばいい・・・なんて考えてたのに、現実はとんでもなかった!!

 

今の自分は、相変わらず対人恐怖症で、時々パニック発作もあって、時短勤務だけで精一杯、他に何もできないくらい疲労困憊で、ちっとも思い通りになってない。

 

ここまで見込み違いになるなんて、自分でも笑ってしまう。

 

だけど、2020年を振り返ると、たくさんの人に助けてもらった1年だった。

その人達から、貴重なことを学ばせてもらった。

だからやっぱり、自分にとって役にたったことを、このブログに書き残していきたいと思ってる。

 

2021年も宜しくお願いします。

今日も良い1日を。

就職で鬱悪化、パニック発作再発

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Photo by Kristopher Roller on Unsplash

 

みなさん、こんにちは。

さて、週2で短時間だけど、就職が決まった。

ボランティア先を通して、紹介してもらった。

 

これからは

・週2ボランティア
・週2仕事

という生活になる。

 

1月に会社を辞めてから、やっとだ。

6月までは、鬱でベッドから起き上がれない時間も長かったから、週2とはいえ大きなステップ。

電車は、時々、パニック発作を起こしそうになるので自転車通勤をする。

 

でも最近、対人恐怖がひどくなった。

パニック発作の予期不安も再発した。

 

鬱症状の経過を振り返ってみると、8月が1番、安定していたと思う。

どうして、鬱症状が悪化してしまったのか?

 

ボランティア先の人間関係は、今は良好だ。

精神的にしんどい側面もあるけど、ずっとやりたかった仕事だから、ここで働けることが嬉しい。

 

私を苦しめる人は誰もいない。

それなのに、まだ起きてもいない悪い想像が止まらない。

 

たとえば、こんなことをぐるぐる考えてる。

・また人間関係で失敗する
・人に傷つけられる
・なにかを強いられる
・搾取される、裏切られる
パニック発作が起きたら、どうしよう

 

そして、新しい人間関係の中で、全員を疑ってしまう。

良い人そうにみえても、

「本当は面倒くさい人なんじゃないか?私が気を許したら、モンスターに豹変して私を困らせるんじゃないか?」

などと疑心暗鬼になっている。

 

カウンセリングでは

「仕事復帰が早すぎたわね。無理しないのが1番だから、仕事を辞退することも考えて」

と言われた。

 

夜、何度も起きてしまって、よく眠れてない。

就職が決まったせいか、前の職場の夢を見るようになった。

目が覚めると全身汗だくで、ぜいぜい息してる。

朝、起きた瞬間から呼吸困難になり、パニック発作が起きるので、防ぎようがなくて困ってる。

 

ボランティアの日は疲れ果てて、帰り道に買い物する体力も残ってない。

家に着いてすぐ何時間も眠ってしまう。

家のことも、プライベートも、手が回らない。

 

1月から療養とコロナで家にいたせいか、とにかく体力が無い。

気力も無い。

 

紙一重で踏ん張ってる。

本当に紙一重

生きるのを諦めたくない、正気を失いたくない。

正気を失ったら死ぬ気がする。

 

でも私は、カウンセリング、精神科、シャンバラ、あらゆる助けを借りて、あれこれ試してるから、死ぬのはまだずっと先だ。

だから、これを読んでも心配しないでほしい。

「死んでしまうんじゃないか?」という気持になるのは、私のパニック発作の症状だ。

パニック発作さえ治れってくれれば!

 

多くの人が働いてるのに、私にとって働くことは困難で、絶望的な気持ちになる。

安定した仕事を持ちたい。

 

人と関わって怖くない状態を目指したい。

今日も、良い1日を。